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スオムス文庫 定クル-1-2『※ウサギ料理』

「嬉しいな。本当に来てくれたんだ」
 みんなが寝静まった頃、私は誰にも見られないように、
 こっそりとクルピンスキー中尉の部屋を訪ねた。
「来いと仰ったのは、中尉です」
「そうだね。でも、来てくれないと思ってたから。
 定ちゃんの好みのタイプじゃないでしょ、私」
 まぁ、それは、そうなのだけど。
「今夜だけ、ですから」
「そうなの?寂しいなぁ」
 部屋に入った私を、中尉は後ろからのしかかるようにして、抱きしめた。
 長い腕が私の首に周り、中尉のにおいが私を包みこむ。
 いや、違う。このにおいは……。
「嘘つき」
「え?」
「中尉は嘘つきです」
「どうして、そう思うのかな」
「だって、香水を着けています」
 鼻がいいんだね。そう言って、中尉は小さく笑った。
 耳元に中尉の口があるものだから、しゃべるたびにくすぐったい。
「そ。来てくれると思ってた。だからとっておきを着けて待ってたんだ。
 あ、でもね、嬉しいのはほんとだよ?」
 口が上手いんだから。
中尉は腕を私の腰まで下げ、ゆっくりと私と対面する。
 手が、お尻に当たった。
「恥ずかしい?」
「……少しだけ」
 中尉の胸が、目の前にある。
いつもは話しづらい身長差だが、今は顔を見られずにすんで、ありがたい。
 手が、お尻をなでた。
いやらしい手つきなのに、不快感はない。
 あくまで優しく、大切な物を扱うように。
 中尉のような人にこんな触られ方をすれば、誰だって嬉しいに違いない。
「ね、定ちゃん」
 私は答えない。
 頭の中がぐらぐらとして、とても答えられる状態じゃない。
「震えてるよ?怖い?」
 私は慌てて首を振る。怖いんじゃない。
 ただ少し、緊張しているだけだ。
 期待もしている、かもしれない。
「じゃあ、キスしよっか」
 耳を、熱い囁きが撫でた。
 中尉も熱くなっている。ちょっとだけ、嬉しい。
お尻を撫でていた手が、私の頭に添えられた。
私も顔を上げる。
中尉の視線が私を捕らえ、縛り付けた。
顔が近づいてきて、唇が重なる。
最初は触れるだけ。
一呼吸置いて、また触れるだけのキス。
三度目に、深いキスが来た。私の口を割り、何か長くて熱いものが、私の舌を絡めとる。
それが中尉の舌だって気付いたのは、全部が終わった後。
 この時はもう、何も考えられなかった。
私は身体を震わせながら、中尉に口の中を舐め回される。
中尉は舌を絡めるのが好きらしくて、一通り口内を蹂躙し終わると、延々と私の舌を攻め立てた。
どれくらいそうしていただろう。
中尉が口を離したとき、私は腰が砕けて立っていられなかった。
転ばずに済んだのは、中尉が抱きしめていてくれたからだ。
優しくベッドに寝かされた私は、キスの余韻で身動きできず、嬉しさと、気持よさとで震えるばかり。
中尉は私の頭を一撫ですると、そのまま私の胸元に手をかけ、素早い動作で軍服を脱がせた。
「へぇ……」
 舌なめずりをする中尉。
平時に見ればただのキザな仕草なのに、今は私を強く興奮させた。
「定ちゃんの使い魔って、ウサギだっけ」
 熱い息が、私の肌を撫でた。
いつの間にか、一糸纏わぬ状態になっていることに気付く。
ああ……私が、食べられちゃう。
「肌が白い。ユキウサギみたいだ……。ぴったりだね」
 胸元に舌を這わせる中尉の顔は、いつもの笑顔じゃなかった。
 狼か、豹かといった風。
「怖い?みんなそう言うけど、最初だけだよ……」
 みんな。そこに僅かな嫉妬を覚えたが、中尉の獣じみた目に引き込まれ、何も言えない。
中尉は私の胸を撫で、腹を撫で、太股を、お尻を、そして髪を撫でた。
それだけで、私の身体は敏感になってしまった。
まだ合わさっていない筈の、中尉の肌の感触すら感じている。
「そろそろ、行こうか」
 中尉は柔らかな胸を私の胸に合わせると、また、唇をあわせてきた。
 今度は最初から、深く入り込んでくる。
 獰猛な顔が、私の目の下で動き回っている。
その上、手は私の股間へと伸び、一番敏感な部分を探り始めた。
端正な顔がにやり、と笑う。
細い指が私の陰部へと入り込み、激しく暴れだした。
私は叫び声を上げたが、口をふさがれ、くぐもった音しか出ない。
 そんな、いきなり。
それしか考えられない。
淫猥な水音が室内に響き、私は耳を塞ぎたかった。
 だが、突然の快感で身体はひきつり、思うように動いてくれない。
 手は顔の横で、シーツを握り締めていた。
こちらも忘れるな。
そう言いたげに、口を犯す勢いも増す。
私はもう呼吸なのか、喘ぎなのかわからない程に激しく口を動かし、
 中尉はそれに合わせて楽しむように口内を舐め回す。
口と、陰部両方を激しく犯され、私は一段大きな呻きを上げて、絶頂を迎えた。
ようやく口が自由になり、大きく息を吸う。
あの調子で責め立てられたら、絶対おかしくなる。
私はこれ以上正気を失いたくなくて、半ば懇願するような気持ちで中尉を見た。
 目と目が合う。
中尉の目は獣のまま。
どうやらまだ、離してくれそうにないみたい。
舌なめずりをした中尉に再びのしかかられ、私は諦めて、流されることにした。



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